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建築お役立ちコラム

2026.08.18

空室対策に効果的なリノベーション案11選!実施時の注意点とは?


空室対策としてリノベーションを検討しているものの、「本当に有効なのか」「具体的なリノベーション案が知りたい」とお悩みではないでしょうか。

老朽化した部分を修繕・原状回復する「リフォーム」とは異なり、間取りや設備を見直して建物の機能や価値を高める「リノベーション」は、空室対策として多くの方に選ばれています。

今回は、空室対策にリノベーションが効果的な理由、有効なリノベーション案11選・NGなリノベーション案、実施時の注意点について解説します。

空室対策にリノベーションが選ばれる理由

空室対策には、下記3つの理由からリノベーションが選ばれています。

  • 現代のライフスタイル・周辺環境を考慮した物件になる
  • 競合と差別化できる
  • 家賃UPも狙える

リノベーションによって需要を叶えられ、価値を感じられる物件にすることで、他物件と比較されたときもターゲット層を獲得できるうえ、将来的な家賃UPにもつなげられるでしょう。

空室対策としてリノベーションを検討したい物件の特徴

空室対策としてリノベーションを検討したい物件の特徴は、以下の通りです。

  • 築年数が経過しており、内装や設備の古さが目立つ物件
  • 周辺の競合物件と比べて設備面で見劣りしている物件
  • 家賃を下げてもなかなか入居者が決まらない物件
  • ターゲット層と間取り・設備が合っていない物件
  • 駅距離や立地条件は悪くないものの、内見後の成約率が低い物件

築年数が経過していたり、ターゲット層のニーズを満たすことが困難だったりする物件は、家賃を下げたとしても入居者の獲得は難しくなります。

入居者は快適に過ごせる環境を求めているため、リノベーションによって本質的な改善を行うことがおすすめです。

空室対策に効果的なリノベーション案11選

空室対策に効果的なのは、以下11のリノベーション案です。

  1. 間取りを変更する
  2. 新しい設備に交換する
  3. 「バス・トイレ」を別にする
  4. 和室を洋室に変更する
  5. 押入れをクローゼット・ウォークインクローゼットにする
  6. 床材を張り替える
  7. アクセントクロスを取り入れる
  8. 防犯設備を取り入れる
  9. インターネット無料設備を導入する
  10. 宅配ボックスを設置する
  11. 外壁塗装を行う

こちらでは、上記11のリノベーション案について解説します。

間取りを変更する

ターゲット層によっても異なりますが、例えばリノベーションで下記のような間取りに変更することで、入居の促進につながります

  • 2DKから1LDKへ変更
  • バリアフリー化する
  • 在宅ワークスペースをつくる

少人数世帯が増加している現代は、部屋数を減らし開放感のある空間や収納スペースの増加を実現することが効果的です。

新しい設備に交換する

トイレやキッチンなどの設備を新しいものに交換することで、競合と差別化でき選ばれる可能性を高められます。

大がかりなリノベーションではないにもかかわらず、ターゲット層に好印象を与えられるので、ぜひ検討してみましょう。

「バス・トイレ」を別にする

「賃貸の家探しで最も重視することはバス・トイレ別」といった調査結果もあるため、3点ユニットバスの分離も空室対策に効果的です。(参照:2022年3月 【調査レポート】賃貸の家探しで最も重視することは?1位は「バストイレ別」!

バス・トイレ・洗面台を全て別にするのは費用も高くなるため、2点ユニットバスへの変更や、浴槽を撤去してシャワーユニットとトイレを別に設置する方法もあります。

和室を洋室に変更する

和室は「掃除に手間がかかりそう」「古い印象を受ける」といった理由から敬遠されることが多いため、洋室にリノベーションすることで入居者数増加を狙えます

畳をフローリングに変え、壁紙も洋風にし、ふすまは引き戸にすることで、使い勝手の良い空間と認知されるでしょう。

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押入れをクローゼット・ウォークインクローゼットにする

押入れをクローゼット・ウォークインクローゼットにすることで、築古のイメージを払拭し、若年層やファミリー層に選ばれやすくなります。

特に「収納スペースを大きく取りたい」と考えるターゲット層には、ウォークインクローゼットへの変更により、入居の決め手につながるでしょう。

床材を張り替える

部屋の第一印象にもなる床材は、既存の床の上にそのまま貼り付ける重ね張りであれば、費用を抑えながら空室対策を実現できます

定番の床材はフローリングですが、手軽でおしゃれな「クッションフロア」やワンランク上の仕上がりになる「フロアタイル」も人気のため、ターゲット層をふまえて検討してみてください。

アクセントクロスを取り入れる

壁面の一部に色や素材の違うクロスを貼ることで、視覚的なインパクトを高められ、奥行き感を演出できるため、内見者の好感につながるでしょう。

クロスは、入居者層や部屋の利用目的をふまえて、既存の壁紙との違いがはっきりわかる色・柄にすることがおすすめです。

防犯設備を取り入れる

モニター付きインターホンやスマートロック、エントランスのオートロックといった防犯設備の導入は、女性の単身世帯やファミリー層に好印象です。

都市部を中心に物騒な事件が増えていることから、セキュリティ面で安心感を感じられる物件が人気を集めています。

インターネット無料設備を導入する

インターネットの使用が欠かせない現代では、「無料インターネット」というキーワードで物件を検索する方が増えているため、これらの設備導入は空室対策として効果的です。

通信速度が遅いと入居後にクレームの原因になるので、導入する際は必ず通信速度を重視しましょう。

宅配ボックスを設置する

宅配ボックスの設置は、インターネットショッピングの利用者が増えていることから、再配達問題の解消や防犯対策につながり入居者数増加が期待できます。

築年数が古い物件ほど設置率は低下しているため、導入することで競合との差別化を図れるでしょう。

外壁塗装を行う

劣化した外壁は、物件全体の管理状態に不安を感じさせ、内見時の印象を損なう原因になります。外壁塗装によって外観を整えることで、入居希望者に好印象を与えられるだけでなく、雨水の浸入や外壁材の劣化を防ぎ、建物の寿命や資産価値を維持する効果も期待できます。

塗料を選ぶ際は、色やデザインだけでなく、耐久性・耐水性・防汚性などの機能面も考慮することが大切です。色については、「ファミリー層を想定してアイボリー系の柔らかな印象にする」「単身者向けにライトグレー系の都会的な印象にする」など、物件のターゲット層を意識して検討しましょう。

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大規模な空室対策として用途変更を検討するケースもある

テナントの空室が埋まらない場合は、事業用から居住用へ用途変更を検討することもひとつの方法です。

事業用物件は入居付けが難しいといわれているため、居住用へリノベーションをすることで短期間で満室になることも十分考えられます。

居住用へ変更する場合、建築基準法などの規定に応じた施工が必要になるので、まずは建設会社へ相談してみることがおすすめです。

空室対策にNGなリノベーション案

空室対策にNGなリノベーション案は、以下の通りです。

  • オーナーの好みを最優先にしたリノベーション
  • 見た目のみを重視した使い勝手の悪いリノベーション
  • 費用対効果を考慮しないリノベーション

入居者層を意識しつつ効果が出る箇所へ適切な費用をかけることで、需要を満たし入居者数の増加につなげられます。

空室対策にリノベーションを行うときの注意点

こちらでは、空室対策にリノベーションを行うときの注意点を3つ解説します。

ターゲット層を明確にする

ターゲット層を明確にすることで、より需要を満たすリノベーション案を把握できます。

下記には、入居者層別にニーズのある賃貸物件の条件例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

入居者層別 ニーズのある賃貸物件の条件
学生
  • 賃料の安さ
  • 学校までの距離の近さ
単身社会人
  • 安心感のあるセキュリティ設備
  • ウォークイン・クローゼットなどの高品質な設備(経済的に余裕があるため)
ファミリー
  • 広い間取り
  • 豊富な収納スペース

予算と費用対効果を確認する

リノベーションは、入居者層の需要を目安に、費用対効果が高いと考えられる箇所を優先的に実施しましょう。

低コストの施工を行ったとしても、実際に空室が埋まらなければ損失になってしまうため、必要な箇所を施工するための予算を検討することが大切です。

補助金を活用できるかチェックする

費用負担を軽減したいときに活用できるのが、国や自治体の補助金制度です。

住宅の省エネ化に向けた補助金などが公表されていますので、施工前に建設会社へ相談してみましょう。

空室対策のためのリノベーション業者の選び方

空室対策のためのリノベーション業者の選び方は、以下の通りです。

  • 豊富かつ多様な実績がある
  • 不動産オーナーからリノベーションを依頼された事例がある

幅広い物件のリノベーション実績があれば、豊富な知見から有効な空室対策を提案してもらえます。

江東区新大橋で創業して75年以上、地域密着で数多くのリノベーション工事を手掛けてきた「株式会社 冨士見建設」は、賃貸オーナー様からのフルリノベーションや販売用不動産からの改修など、多くのご依頼にお応えしてきた確かな実績がございます

壁の撤去、三枚建ての大型収納扉の設置、内装の色味の変更により、家族のコミュニケーションが自然に生まれながら、暮らしに合わせて形を変えられる空間を実現しました。

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空室対策に効果的なリノベーション案11選、まとめ

今回は、空室対策にリノベーションが効果的な理由、有効なリノベーション案11選・NGなリノベーション案などについて解説しました。

不動産事業と建設事業を持つ株式会社 冨士見建設では、不動産オーナー様の視点を第一に空室対策をサポートいたしますので、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。