コラム
2026.03.10

戸建住宅や賃貸マンション、ビルなどの建物の価値を守ることは、安全で快適な住環境や売却・賃貸時の評価へつなげるために重要です。
今回は、建物の価値とは何か、建物の価値に関係する項目、建物の価値を守るために必要なことをご紹介します。
さらに、建物のメンテナンスを成功させるポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次

建物の価値とは、建物を資産として評価したときの価格のことです。
経年劣化を避けられない建物は、耐用年数に基づいて価値も減少する傾向にありますが、適切な管理や修繕、リフォーム、リノベーションによって評価額が維持・上昇する場合もあります。
建物における価値の維持を意識しなければ、住み心地や安全性の低下、大幅な修理費用、査定額の低下が考えられることに。
この機会に建物の価値を保つためのポイントを押さえておき、将来的な売却・賃貸に備えておきましょう。

建物の価値は、主に下記6つの項目から需要の高さを考慮して判断されます。
こちらでは、上記6つの項目について解説します。
立地条件とは、建物がどの地域にあり、最寄り駅や都心まではどれくらいで、周辺にどんな施設があるのかなど、建物の立地に関する条件のことです。
下記のような立地条件にある建物は多くの人から人気を集めるため、価値も高くなる傾向にあります。
建物は、土地と比べて年月を経るごとに劣化するため、一般的に築年数の古い建物の方が価値は下がる傾向にあります。
現在築年数の古い建物を所有している場合は、適切な修繕やリフォームなどのメンテナンスを行うことで、建物の状態の良さをアピールでき買い手や借り手に安心感を与えられるでしょう。
さらに、現代のニーズに合わせたリノベーションを実施すれば付加価値がプラスされ、経年劣化の効果的なカバーにつながり、買い手や借り手の幅を広げることも可能です。
流行に左右されにくく、周辺環境と調和しているデザインの建物は、価値が安定しやすいです。
個性的な外観・内観の建物は需要が限られるため価値が低下することもありますが、有名な建築家が設計したものなどは価値が保ちやすくなります。
また、壁の劣化や損傷がなく、劣化しにくい外壁材が使われているなど、手入れの行き届いた美しい外観・内観の建物は、将来の売却や賃貸で有利になるでしょう。
建物の価値は、土地の傾きや高低などを指す「地勢」、建物を支える土地の部分を指す「地盤」、さらに地震の揺れに建物がどれだけ耐えられるかを示す「耐震性」も関わってきます。
例えば、高台にある建物は水害のリスクが低い傾向にあり、強固な地盤であれば建物の安定性が高くなるため、価値を維持しやすいです。
さらに、耐震性の高い建物も高値で取引されやすいため、耐震補強工事を施すことで安全な住居環境の確保はもちろん、市場価値の向上にもつなげられます。
地域の開発計画により、商業施設の建設や公共交通機関の整備などが実施されることで、街のブランド力が上がるため、その地域の建物も高い評価を受ける傾向にあります。
将来的に建物の売買・賃貸を検討している場合は、再開発やインフラ整備を考慮したうえでタイミングを見計らっていきましょう。
経済情勢も建物の価値を決めるときの指針になります。
例えば、住宅ローン金利が上昇すると購買力が下がり、不動産価格が低下するといわれているため、売買・賃貸のタイミングは経済情勢も意識することが大切です。

建物の価値を守るために必要なことは、以下の通りです。
こちらでは、上記3つの必要なことについてご紹介します。
建物の価値を守るためには、清掃や設備の点検、軽度の補修といった日常的なメンテナンスが必須です。
例えば、外壁・屋根・窓ガラスなどを定期的に洗浄し、傷や色褪せがないか確認したり、廊下・階段・エントランスなどを掃除したり、給排水・電気・消防設備などの保守点検を行ったりすることで、快適性や機能性を維持し、建物の状態を良好に保つことができます。
適切なケアを継続的に行うことで、住民や利用者からも好印象になり、購入・賃貸の需要も高まるでしょう。
定期的な修繕の実施により、建物に大きな不具合や損傷が発生する前に、機能や性能を回復させることができます。
建物の老朽化が進むと設備の故障や構造の損傷につながり、居住環境や安全性が悪化するため、建物の価値を守るためにぜひ実施しましょう。
具体的な修繕の内容としては、外壁の補修・防水工事・塗装工事・排水管の交換などが挙げられ、一般的に10年以上の周期で計画されます。
定期的な修繕を行わなかったことで、数年後に修繕費が数倍に跳ね上がったり、事故のリスクが発生したりといった危険性が考えられるため、計画的な実施が大切です。
市場のニーズを考慮したリフォーム・リノベーションを行うことで、建物の価値を押し上げることができます。
例えば、人気の高い2LDKや3LDKの間取りにしたり、日当たりと風通し風当たりを改善したり、実用性のある住宅設備を導入したりすることで、建物の資産価値向上につなげられます。
また、耐震性や省エネ性能アップが叶えられるリフォーム・リノベーションも、買い手・借り手への大きなアピールポイントになるでしょう。

建物の価値を守るためのメンテナンスを成功させるには、下記3つのポイントを押さえておくことが大切です。
こちらでは、上記3つのポイントについて解説します。
時間の経過と共に起こる建物の劣化は避けられないからこそ、中長期的なメンテナンス計画を立てて、計画的な修繕を図りましょう。
あらかじめ修繕のタイミングを予測し、優先順位を立てておくことで、突発的な安全性の低下を防ぎスムーズにメンテナンスを進められます。
「予算費用が足りなくて思うようなメンテナンスができない」ということを防ぐために、早い段階で積み立てを始めておきましょう。
不具合が出る前から毎月コツコツと貯めておくことで、建物の価値を保ち将来的な売却・賃貸の際に有利に働くことが期待できます。
具体的にどのようなメンテナンスを実施するべきかは建物によって異なるので、まずは信頼できる専門家に相談してみましょう。
専門家が実際に建物を診断することにより、安全性に問題のある箇所や劣化が生じている箇所などを見つけることができます。
建物の価値を守るためには、外部・内部共に早めの対策をすることが必要なので、ぜひ知識や経験が豊富な建築のプロに相談してみてください。

今回は、建物の価値とは何か、建物の価値に関係する項目、建物の価値を守るために必要なことについてご紹介しました。
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